2011年 12月 31日
想い |
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by maryrosa8783
| 2011-12-31 11:23
| 思い
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Atelier MaryRosa
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2009年 03月 21日
![]() 先日の水曜日とてもぽかぽか陽気でした 私の自宅の前の通りのコミニティー道路の桜並木も満開です このコミニティー道路には桜のほかに四季折々の花々が植えられている 雪柳 レンギョや熊笹 山吹 さるすべり ツバキ・・・ etcなど花木が多い アガバンサス タンポポ 熊笹 ・・・私の知らない草花も沢山なのです しかし、この桜の花が満開になるときだけは 長かった冬を待ちわび、春の訪れを待ち侘びたように人が集まる とてもたくさんの方が散歩に来られ、カメラや携帯の写メを向けられる 毎年思うことではあるが、なぜこのように桜の花は人の心をひきつけるのか? この歩道には何十本も植えられている・・・ そう・・・作る側も 並木道を造るなら断然桜並木であると。 花水木の並木 しでこぶしの並木 木蓮の並木道もあります それらもそれなりに美しい しかし圧倒的に人々は桜の並木に集まるのです これがまたライラックやミモザの並木でも素敵なように思うし、また風情も変わるでしょうが・・・ 秋のポプラ並木も素敵です 銀杏並木も紅葉が素敵でよいものです しかしこのように大勢の人が集まるでしょうか・・・ これほどにカメラを向けるい方はないでしょう・・・ 桜の開花時期はようやく暖かくなるという春の知らせ 一気に開花するあでやかさ そして・・・ちりゆく様の美しさ、潔さや儚さが人の心を 特に日本人の心を魅了するのか・・・ 仕事帰り・・・・・少々冷たい春の風が頬をなでた・・ ひとひらの桜の花びらが満開の桜の木から 手の甲に落ちて・・・ みあげると 大きな桜の木々が春の風に揺れている 今年も春がやってきましたねと頬笑むように・・・ そして、その手の甲のひとひらの花びらに 無常を感じ なぜか物悲さを感じるのは私だけだろうか・・・ 数日後にはこの桜並木は様子を変える 桜吹雪であたりは幻想的ともいえる空間を作り出す 道路のできた花びらのじゅうたん この時期無情にも春の風が 春の雨がたたき 流していく 人の人生を桜に映してみるかのように・・・人は桜に惹かれるのか・・・ やはり桜は別格だ 華やかであるこの花には バラにも、蘭にもない華やぎがあり、百合にはない奥ゆかしさと 何といっても潔さが素晴らしい ほんのわずかな命と知って 咲き誇る バラやランユリのような 香りはないのに なぜ、こんなに春の香りをほこるのか・・・ なんとも大きな花なのか・・・ なんともかわいいは花のか・・・ ▲
by maryrosa8783
| 2009-03-21 16:36
| 思い
2009年 01月 10日
![]() 写真はピンクのトルコギキョウです まだ花の市場が本稼働していない先日6日 花屋の仕事のお店番の勤務の日のこと ご葬儀のためのお花の注文を頂いた 宗教も慣習も関係ない”家族葬”とのことでした ですから 故人がとても好きだったピンクのお花々で囲んであげたいとのご注文 とにかくお店の決して大きいとは言えないキーパーにあるあるだけのピンクの花(ここだけのはなし去年の花)でアレンジしました アレンジはまるで発表会の舞台を飾る花のようです このような葬儀のためのアレンジを生けるのも初めてです その葬儀のアレンジがお祝い花のような派手な花です 何個も何個も作るうちに葬儀であることも 忘れてしまう 何個も何個も作るうちに心はどこへやら・・・いってしまう 今までに経験したことのない作業である ふと出来上がったアレンジを見て・・・ 残されたご遺族のお気持ちはこの花たちのように華やかであるはずはない しかし、最もご遺族のお気持ちがこもった送り花であることでしょう ・・・と感じる お花生けさせていただいて 感謝! ▲
by maryrosa8783
| 2009-01-10 20:03
| 思い
2009年 01月 03日
今年一年も皆様にとって幸多き年になりますように心よりお祈りいたします
![]() 旧年中は大変お世話になりました 本年もどうぞよろしくお願います 昨年暮れは恒例のクリスマスレッスンが続き、忙しさで生徒さんのお写真も撮影する暇もありませんでした(ゴメンなさい) 26日以降は お正月アレンジのお稽古にもたくさんのお生徒さんが参加下さいました お正月はやはり生花のアレンジ。がやはり生花はいいですね 28日以降は31日まで花屋さん でのお仕事に明け暮れました....仏花と墓花をひたすら作らせて頂きました 仏花も墓花もとても奥深いものがあるということに気づきました まずは筒に入らなければ話になりません 形はできる限り左右対称に 二等辺三角形の形に作ります そこへお正月の松竹梅 センリョウを入れさせて頂くのです 自分流のアレンジはいらないのですが、それでも個性は表れますし、自分が作らせて頂いたものの中でも全く同じものはできません まだまだですね。^^; 花が一つとして同じものはないのですが・・・それは当たり前なのですが・・・ですよね だから楽しいのです たからおもしろいのです だから奥深いのです まだまだ修行が足りませんね。 以前にも書かせて頂きましたが、華道の始まりは供花でした 神仏に報恩感謝 祈り 願い の心を花に添えてお供えする それがお華の心です それは親しい人に 大切な人に 愛する人に 自分の心を花に添えて贈るそれと同じです だからどの花を作らせて頂くときもその方たちの心を大切に 誠心誠意 一所懸命 作らせて頂きたいと思います 今年も魂込めて 一期一会の精神で お花を生けさせていただきたいと思います 写真画像:バラ”かおり” ▲
by maryrosa8783
| 2009-01-03 22:13
| 思い
2008年 07月 02日
![]() 何か一つ気に入った花材に出逢うとき それは花だったり 器だったり・・・ なんとわくわくすることでしょう 試行錯誤なんていらない 気がついたら花材はもう私の手の中で花束になる 生け終わるまでに何分もかからない まさに至福の時間である 芸は身を助く 親が幼い時から仕込んでくれた華道 茶道 食べていくための生業には・・・であるが・・ 私の心の拠り所としては本当に充分である まさに 身を助けてくれる 親に感謝である 華道は本来供花から始まった つまり神仏にお供えする 感謝報恩の心に添えたものである 私はこの精神を大切にしたい 花は人の心に添えるものである それは時に自分の心に…自分のために・・・であってもよい そう思う 花をこの世に与えた神に感謝!! 華の道を歩ませてくれた親に感謝!! ▲
by maryrosa8783
| 2008-07-02 23:44
| 思い
2008年 06月 08日
![]() ローズの名前「アンダルシア」 ちょっと素敵ではありませんか?! スペイン大好きです 一番に行ってみたいのはもちろんカタルーニャ州 あの地中海のさわやかな風と芸術と情熱そして祈りの国 その次にこのアンダルシアです このローズを見て まだ見ぬ憧れの異国の地 に思いをはせます ▲
by maryrosa8783
| 2008-06-08 21:36
| 思い
2008年 05月 25日
さてここから・・・ そうです ここから私はどうするか?! 私は今まで自分の好きなものを 自分が満足するものを 作ってきました。 お花屋さんのお仕事も「自分が買いたくなるようなものを・・・」と常に考えてきました それは確かに大切なことです 本当に大切なことです 私の作品を好んで 理解して下さる方に買って頂けば良いし まずは自分が満足するものを作ることは大切なことだと思います しかしながら 商品 ましてや売れる商品ともなればただの自己満足というわけにはいきません ここが非常に難しい 私はこれからどのよな花を華にしていけばよいのか 花は添えるもの これが私の花に対する信条です では添えられる花はその添える人の心を100パーセント表現する必要があります 人の心に添えられる花がこの私に生けられるのか 作れるのか・・・・ この考えは傲慢極まりないこと!!!です 私はどの花もみな贈る方の心の花自らが添うのでしょう 決して私が添わすのではない 花自らが人の心に添うのです 私は今ここでしっかりと考えるべきです ここから何を考え 答えをし どんな花を生けていくのか 作っていくのかが とても大事な時だと思います 今わかっていることは 神様が与えた花の美しさを私の傲慢さで台無しにしてしまわないこと 美しい人の心に添う花をそのままにして差し上げること 花を華に・・・して・・・ ▲
by maryrosa8783
| 2008-05-25 15:22
| 思い
2008年 05月 17日
![]() バラ ローズ『かおり』 ![]() ![]() プリザーブドフラワーでは当たり前のように使われているバラの花 いけばな出身の私にはとても新鮮です。 ましてや、茶花では香りたつ、気高いこの花は使われません。 しかし、多くの人たちを魅了して止みません。 それはなぜなのでしょう。 バラは人工的に改良に改良を重ねられ、いまやバラ自身は種族繁栄の心配はいらない。 バラは魂を人間に売った。売らされた。 しかし、それでも、自ら美しく、気高く咲き誇こり、人を魅了する。 それが、やはりバラがバラである所以。 押しも押されぬ女王のほこりとでもいうべきか?! 私は人知れず野に咲く小さな可憐な花が好きです。 しかし、この気高く咲き誇るバラの花にも魅せられてしまいました。 薔薇の持つこの誇り高き美しさに。 この「かおり」というバラもまた、改良された新種です。 でも、なぜかしらこの薔薇が気になって仕方がないのです。 これがバラの魅力、魔力なのでしょうか。 薔薇の香りは百合のカサブランカのそれとはまた違う、そう何とも知れぬ”媚薬”のような、それでいて聖母マリアのような優しさをも感じさせます。 なんとも不思議なお花なのでしょう。 薔薇の花とのお付き合いは始まったばかりです。 まずはロザリオの祈りから・・・ ▲
by maryrosa8783
| 2008-05-17 20:26
| 思い
2008年 05月 14日
![]() 今年はじめて花屋さんのスタッフとして母の日を経験した。 小学生の男の子が、貯金箱から出してきたのであろう小さく折りたたまれた千円札を出して、 三千円、五千円、一万円の花を買う大人を掻き分け、 恥ずかしそうに 「カーネーションの花は買えますか?」 と、来てくれる。 「メッセージカードにメッセージ書きますか?」 と尋ねると 「はい」 と、 カードを受け取ると20分ほど考えてカードに大きな字で、とめ、はね、はらいが、基本に忠実な字で 「いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」 と書いた。 このカードを見ただけでもう私は涙がこぼれます。 決して大きくはない花束を受け取ると 「自転車で来たので、袋もらえますか?」 と、 少年はカーネーションの花束の入ったビニール袋を自転車の前かごに入れてほっとした顔で帰って行った。 また、独身らしい二十歳前後の男性が、九州に住む母親に宅配で送りたと。 「お盆には帰ります。体に気をつけて」とメッセージ。 この男性は彼女の誕生日には花束贈ったりもするのかしら。 でも、今日はとても照れくさそう。 いいなぁ~素朴で。 彼女に一万円で、誕生花の花束を贈る男性も素敵です。私ももらえばうれしいですが・・・お母さまに、照れくさそうに花を贈る男性も素敵です。 私は華道家として幼いころから花に携わってきました。 しかしそれはみな自分のための華でした。 自己顕示欲かな・・・ 誰かのために自分の気持に添えて花を贈る なんて素敵なことでしょう。 どんな偉い教授の華も あの少年が抱えて持って帰った花束の美しさには敵わないでしょう。 遠くに住む母を想う心で贈られた寄せかごの花々の美しさには勝てないだろう。 街の花屋さんの仕事はなんと素敵な仕事なのでしょう。 今年の母の日は本当の花の美しさを知ることができた素晴らしい日でした。 私はこの心を大切にした”人の心を生けることのできる花人”になりたい と、思いました。 ▲
by maryrosa8783
| 2008-05-14 21:39
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